赤ちゃんが欲しいと願うあなたに読んでもらいたい話

近年、急速に進歩している遺伝子解析の技術。遺伝子を詳しく調べることにより、個人の体質や病気のリスクなど、さまざまな情報がわかるようになってきました。
 
この流れは、妊活にも波及しています。例えば、最近注目を集めているのが、「PGT-A検査」と呼ばれる着床前検査です。遺伝子の集合体である染色体を妊娠前に解析することで、妊娠率を高めることをサポートします。

実はこの「PGT-A」検査、日本産婦人科学会が2022年4月から、全国の認定施設で運用を正式に開始すると表明したのです。このことにより、まさに今、妊活はターニングポイントを迎えているのです。

なぜ妊娠率がアップするの?
最新の遺伝子検査「PGT-A」とは

今回ルナルナ編集部では、この最先端の遺伝子検査「PGT-A」検査についてまとめるにあたり、遺伝子に関する様々な研究・開発を行っている企業「アイジェノミクス・ジャパン」にご協力いただき、お話を伺ってきました。

そもそも「PGT-A検査」ってどんな検査なの?

そもそも「PGT-A検査」ってどんな検査なの?

「PGT-A検査」は、体外受精で得られた胚(受精卵)を子宮に戻す前に、あらかじめ胚の染色体数を解析する検査のこと。
 
この検査により、複数ある胚の中から染色体が数的に正常である胚を探し出し、その胚を移植することができる様になるのです。

染色体の数を調べる理由は?

染色体の数を調べる理由は?

人は、両親から受け継がれた23対(計46本)の染色体を持っているのが一般的ですが、染色体の数がこれより少なかったり多かったりすると健康や成長に影響が出てしまいます。
 
妊活においては、染色体の数に過不足があることで、胚が子宮に着床しても正常に発育せず、妊娠・もしくは出産に至らないリスクがあるのです。

卵子の老化と染色体についてもっと詳しく

妊活で「PGT-A検査」を受けるメリットは?

妊活で「PGT-A検査」を受けるメリットは?

あらかじめ胚の染色体数を確認し、正常な染色体数の胚を着床させることにより、流産リスクを大きく減らすことができ、結果として妊娠率を高めることが期待できます。
 
ただし、どんな検査も万能ではありません。「PGT-A検査」も、判定が難しいケースがあったり、検査に適さない方がいらっしゃるなど、メリットばかりではありません。
 
検査のメリット・デメリットを正しく理解した上で、うまく治療に取り入れることができれば、健康な赤ちゃんを授かる機会が高まるといえるでしょう。

「PGT-A検査」のこともっと詳しく

「アイジェノミクス・ジャパン」では、妊活・不妊治療に関する正しい知識を分かりやすくお伝えするために、公式Youtubeチャンネル「妊活研究ラボ」を運営中!
 
妊活をする上でためになる情報が盛り沢山なので、ぜひご確認ください!

ほかにもさまざまな遺伝子検査が!
最新技術で妊活をサポート

最後に、今回ご協力いただいた「アイジェノミクス・ジャパン」についてご紹介。
 
「アイジェノミクス・ジャパン」は、「PGT-A検査」以外にも、胚移植に最適なタイミングを調べる「ERA検査」、子宮内の細菌叢を評価する「EMMA検査」などの幅広い遺伝子検査サービスを提供。最先端の遺伝子検査で妊活と不妊治療をサポートしている企業です。

「アイジェノミクス・ジャパン」の遺伝子検査は、各検査に対応しているクリニックで実施や相談をすることができます。ぜひお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
 
アイジェノミクス・ジャパンでも、検査に関するご質問を受け付けているので、ウェブサイト・SNSから、お気軽にお問い合わせください!
 
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